先月、我が社に小さなお客様が来社致しました。
しかも一ヶ月ほどの長期滞在でした。
そのお客様とは…
みなさんご存知のツバメです!
あるサイトによると、ツバメは日本で繁殖した後、台湾を経由してフィリピン、マレーシアで越冬すると書かれています。
ご存知の通り南国からやってくる渡り鳥です。
「ツバメが巣を作る家は繁栄する」、「ツバメが巣を作る家は火事にならない」などの言い伝えがあり、ツバメは縁起がいい鳥とされています。
私が初めて写真を撮ったのは5月末のことでした。

巣は会社の入り口の近くにあるのですが、「ピーピー」と声が聞こえるので上を見上げてみると…
いました!可愛らしい雛たちが。
そして、二週間も経つと立派なツバメの姿になっていました。
身体のサイズと巣のサイズが比例しておらず、いつか壊れてしまうのではないかとひやひやしながら眺めていました。

そして、週明け月曜日。
出社すると、全てのひなが旅立っていました。
毎日見守っていただけあって、なんだか寂しく感じました。
雛とはいえど、フンの量はびっくりするほどでした。
私自身、ほぼ毎朝掃除をしていたのも、いい思い出です。
私以外の方も気づいて掃除をしてくれました。その方々にも感謝です。
社員の気遣いにより、巣の下は常にきれいに保たれていたように思います。
冒頭で述べたように、この子たちは台湾に向けて長い旅に出ました。
鉄建設計のツバメは少なくとも私が入社した3年前から巣があり、毎年旅立っています。
きっとこの建物があり続ける限り、毎年こうやって旅立っていくのだろうと思いました。
以上、鉄建設計の日常でした。
2017.7
担当:杉山